ジ・エアーデザインスタジオ 沖 健次・渡辺 妃佐子 オフィシャルウェブサイト

theairworksprofilecontactlink
works.sub1architect1interior2furniture1product1exhibition1esseybooks1
11thumb125thumb118thumb142thumb153thumb255thumb231thumb234thumb238thumb237thumb257thumb264thumb288thumb293thumb2
114thumb2255thumb2380thumb2390thumb2IMG_31912thumb26_IMG_38301thumb2360thumb2366thumb2
焼肉フランス人 六本木  Interior-1
114
114thumb1115thumb1117thumb1
焼肉フランス人 六本木
ロゴデザイン:K2 長友啓典、黒田征太郎
イラスト:黒田征太郎
東京・六本木
1998


店名とロゴデザインがはじめにあって、それらのイメージからこの空間のデザインコンセプトは始まっています。
アジア韓国の焼肉とフランス人という取り合わせを、木造りの仮設感覚の建築が多いアジア、と石造りで近代的なフランス、というイメージに置き換え、
それらを併置・融合するところからデザインされました。
煙を吸い込むダクトともなっている木製風のルーバー天井や、亜鉛メッキのフード、アルミアルマイトのビビッドな色はアジア的感覚を表現しています。
淡いビンクのテーブルや石の床、テーブル脚部のガラスの支柱などは、モダンなフランス感覚の表現となっています。
これらを合体したところにこの空間ができました。そして、黒田氏のイラストが壁面に描かれました。
これは80年代にデザイン手法として用いていた「編集としてのデザイン」を新たにリメイクした方法ともなりました。

08ロゴデザイン:黒田征太郎・K2

全体イメージは、ディスティール原理に基づいたモンドリアンの絵画を思わせる、黒い線による水平・垂直の画面分割と原色で塗られた面との構成だが、
それらを手で描くことでラフな感覚を与えると共に、構成自体をルーズにずらせることで、モンドリアンとの差異を生み出しています。
近代絵画としてのモンドリアンとラフでルーズなアジア的感覚が融合したロゴデザイン。